2012年11月30日金曜日

『ハンガーゲーム』スーザン・コリンズ

読んだのはだいぶ前のような気がする。

映画にもなった『ハンガーゲーム』の文庫本上下巻。



映画とは違って心情が丁寧に描かれてて面白かった。
映画から受ける印象とはだいぶ違ってて新鮮だった。
たぶん、小説の主人公と映画の主人公は違う心の動きをしてたんじゃないかと思う。まぁ、俺が映画を観た時、表情から正確に心情を読み取れなかっただけかもしれないが。

人によっては『バトル・ロワイヤル』のパクリだから云々って言ってるらしいけど、その辺は正直どうでも良い。どう描くかっていうのは二の次で、何を描くか、っていう部分が重要だと思うから。
そういう意味で、この作品は素晴らしいと思う。とりあえず第一部は。

2012年11月23日金曜日

『黒い家』貴志祐介

最近読書量が減ってる。

久々に読んだ本が、貴志祐介の『黒い家』。
デビュー作なんだけど、面白かった。この頃からサイコパスを扱ってたらしい。

良く練られてる作品だと思う。
最近保険に加入したんだけど、この小説を読んで、保険金詐欺って怖いなぁと思った。
最近の話をすると、角田美代子みたいなのが主人公だ。
狂気じみた作品だった。

これ、Kindle入手したら、また改めて読んでみたいなぁと思う。