図書館戦争シリーズ。
別冊を除けば、
図書館戦争
図書館内乱
図書館危機
図書館革命
の4作品が出てる。まぁ、これで完結するんだけど。
買ったのはだいぶ前だったんだけど、読みたい本がたくさんあって、最近一気にすべて読んだ。
結構前にフジテレビの深夜アニメ枠、ノイタミナでやってたアニメを観て、最近実写映画を観た。
残念なことにアニメ映画は観るタイミングを逃してしまった。
というわけで、原作の小説が、アニメよりも実写よりも遅い、っていうことになってしまった。
話の内容は簡単で、メディア良化法っていう、害のある本は閲覧禁止にしようっていう法律を、武力を持って守らせようとするメディア良化隊に、図書館が武装して対抗する、というお話。
本を読む自由を、世の人々に提供するのが図書館の使命だというわけだ。
もちろんフィクションで、単なる面白い読み物なんだけど、時々、現実的な示唆が入っていて、はっとさせられたりもする。
俺自身本が好きだから、本を守りたいっていう思いは良く分かる。
だから、単なる読み物以上の価値を、この小説に見いだせたりしてるのかもしれない。
いろんな人に読んでほしい、みたいな小説ではないけど、楽しい小説だと思う。
ラブコメ要素も、本筋を汚さない程度に入ってて、それもまた楽しめる部分だった。