派遣の添乗員、浅倉絢奈が活躍するシリーズの3作目。
このシリーズの面白さは、なんといっても謎解きにラテラルシンキングを活用していることだ。
論理的に考えるタイプの人間には思いもよらない方法で、事件を解決に導く。
俺もこの作品に出会ってから、ラテラルシンキングを身に付けようと努力してる。
あんまりメジャーな考え方じゃないけど、いざというときには役に立つ便利な考え方だと思う。
一般的に求められるロジカルシンキング、論理的思考とは違って、ラテラルシンキング、水平思考はズルい考え方だって言われる。
例えば、13個のみかんを3人で分けようとした時に、ロジカルシンキングだと、とりあえず1人4個ずつ分けて、残り1つを3等分、と考える。
一方でラテラルシンキングだと、全部ジュースにして分けよう、とか考える。
受け入れられる人とそうじゃない人がいると思うけど、俺はこういう考えは身に付けた方が良いものだと思う。
ラテラルシンキングに関しては、色んな本が出てるから、色々読んでみよう。