2013年12月4日水曜日

『生存者ゼロ』安生正

第11回の『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
思えば、第1回、浅倉卓弥が『四日間の奇蹟』で大賞を受賞した頃から毎月この賞の受賞作は読んでて、もう11年目なんだなぁとしみじみ。
その間読んだ作品は多いけど、『四日間の奇蹟』や『チーム・バチスタの栄光』、『さよならドビュッシー』など、受賞作品には印象に残ってる本も結構ある。
このミス大賞の作品は外れがない。文学賞の受賞作品は基本的に加筆修正されて発売されるから、面白くて当たり前だっていうのもあるとは思うけど。

この作品は、北海道が正体不明の感染症に汚染されて、次々と人が死んでいく中、原因究明するっていう話だけど、感染症の正体に驚いた。
ありがちな話だけど、キーになる部分はどの作品とも被ってないんじゃないのかなぁと思う。

新人が書いた作品を読むと、小説家を目指してる自分自身、頑張ろうと思える。

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