2015年3月30日月曜日

『モンテ・クリスト伯 4』アレクサンドル・デュマ

いよいよ折り返し地点だ。

着実に、モンテ・クリスト伯が復讐のための下準備を進めていることが分かる。
分かるんだけど、登場人物が入り乱れてて、具体的にどういう風に物語が進行しているのか、初読で、しかもゆっくり読んでる現在、わかりづらい。

この本の前半、マクシミリヤン・モレルとモンテ・クリスト伯が会話を交わしているところで、マクシミリヤンの父親が、自分を助けた人物について、最期に「マクシミリヤン、あれはエドモン・ダンテスだった!」と述べていたことを聞いたモンテ・クリスト伯の心の動きが印象的だった。

この作品の世界はモンテ・クリスト伯を中心に回ってる、という印象が強い。
思いのまま、という感じがして、そのへんがつまらないかもしれないけど、モンテ・クリスト伯の執念には目を見張るものがある。

あと3冊。このまま行けば、6月くらいには読み終わるのかなぁ。

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