最近色々あって読書から遠ざかってた。
また読書熱が再発し始めたから、色々読もうかなって思ってる。
で、読んだのがクリスティーの『ポアロのクリスマス』。
ちょっとだけ違うけど、結末としては『アクロイド殺し』に似てる。それでもやっぱり驚かされる。
最後まで引っ張っておいて、ストンと良い感じのところに落とすっていうクリスティーの構成が好きだ。読後感が爽快。
クリスマスには死体がよく似合う。
ポアロの言葉にドキッとしたりもした。
クリスマスの犯罪はあんまり日本では成立しないのかなって思ったりもする。
2012年9月17日月曜日
2012年8月31日金曜日
『孤独な群衆』リースマン
ちょっとした興味を持って図書館で借りた『孤独な群衆』、返却期限が迫ってて、期限までに読み終わる気がしなかったから返却してきた。
社会学の本なんだけど、残念なことにさっぱり分からない。
それなりに理解しようと頑張ったんだけど、片手間だったせいか、頭に入ってこなかった。
また余裕が出来た時に図書館にこもって読んでみようかと思う。
2012年8月17日金曜日
『天地明察 下』 冲方丁
『天地明察』の下巻。
いよいよ渋川春海が暦の改正に動き出す。
ひとつのことに生涯を賭けるっていうのは素晴らしい。
歴史ものとして面白かったし、物語として面白かった。
でも、個人的に一番注目したいのは、中国で使われている授時暦を採用しようとしたけど、それが間違っていたっていう出来事。関孝和の示唆によって、春海はその事実に気付いたわけだけど、どれだけ権威的なものであっても間違いは起こりうるっていうことは、常に念頭に置いておかなければいけないことだと思う。力あるものに対して引け目を感じることだけはしたくない。
2012年8月10日金曜日
『天地明察 上』 冲方丁
『天地明察』の上巻読み終わった。
色々と知らないことがあって、へぇ~って思ったりもしたんだけど、アマゾンのレビューなどを見てみると、どうやらすべてを鵜呑みにしてはいけないらしい。
算術、天文術、暦術すべてにおいて誤りがあるらしい。
算術についての誤りは俺も気づいた。この問題解けないじゃんって思ったりもした。間違い方がふざけてると思ったりもした。でも、天文と暦についてはよく分からない。時間があれば調べてみようかと思う。
渋川春海という碁打ちが主人公で、その男が暦を作り変える話なんだけど、多趣味で本業以外のことにうつつ抜かしてるあたり結構似てる。
数学が得意で、天文にも興味持ってるあたり結構類似してる。年齢も同じだ(これは、俺が今読んでるからで、5年後には俺の方が上だけど)。もっとも、暦についての知識は俺はあんまりない。せいぜい、現在使われてる暦がグレゴリオ暦で、4の倍数であって、100の倍数でない年にうるう年があり、例外的に、400の倍数の年にはうるう年になるっていう事実を知ってる程度だ。いつつくられたものなのか、とか、どうやってつくられたものであるのか、とか全然知らない。この小説を読んだことをきっかけにして、勉強してみようかなぁと思う。
歴史小説というにはあまりにライトだけど、面白いのは間違いない。『のぼうの城』は読んでないんだけど、ジャンルとしてはあの辺に近いっぽい。もう少し重厚な物語の方が個人的には好みかもしれないなぁ。
渋川春海や関孝和を扱った歴史小説や文献、図書館とかで探して読んでみようかなぁと思う。どうやら、暦術は測量に関わりがあり、つまりは地図の作製にもつながるらしい。
上巻は、渋川が酒井の命で北極出地に行き、帰ってくるまでが描かれてた。後半はいよいよ暦をつくるんだろうと思う。楽しみだ。
色々と知らないことがあって、へぇ~って思ったりもしたんだけど、アマゾンのレビューなどを見てみると、どうやらすべてを鵜呑みにしてはいけないらしい。
算術、天文術、暦術すべてにおいて誤りがあるらしい。
算術についての誤りは俺も気づいた。この問題解けないじゃんって思ったりもした。間違い方がふざけてると思ったりもした。でも、天文と暦についてはよく分からない。時間があれば調べてみようかと思う。
渋川春海という碁打ちが主人公で、その男が暦を作り変える話なんだけど、多趣味で本業以外のことにうつつ抜かしてるあたり結構似てる。
数学が得意で、天文にも興味持ってるあたり結構類似してる。年齢も同じだ(これは、俺が今読んでるからで、5年後には俺の方が上だけど)。もっとも、暦についての知識は俺はあんまりない。せいぜい、現在使われてる暦がグレゴリオ暦で、4の倍数であって、100の倍数でない年にうるう年があり、例外的に、400の倍数の年にはうるう年になるっていう事実を知ってる程度だ。いつつくられたものなのか、とか、どうやってつくられたものであるのか、とか全然知らない。この小説を読んだことをきっかけにして、勉強してみようかなぁと思う。
歴史小説というにはあまりにライトだけど、面白いのは間違いない。『のぼうの城』は読んでないんだけど、ジャンルとしてはあの辺に近いっぽい。もう少し重厚な物語の方が個人的には好みかもしれないなぁ。
渋川春海や関孝和を扱った歴史小説や文献、図書館とかで探して読んでみようかなぁと思う。どうやら、暦術は測量に関わりがあり、つまりは地図の作製にもつながるらしい。
上巻は、渋川が酒井の命で北極出地に行き、帰ってくるまでが描かれてた。後半はいよいよ暦をつくるんだろうと思う。楽しみだ。
2012年8月8日水曜日
『弁護士探偵物語 天使の分け前』 法坂一広
2012年度、第10回の『このミステリーがすごい』大賞の大賞受賞作、『弁護士探偵物語 天使の分け前』。
ハードボイルドを気取った小説。少々鼻に付く。ただ、キャラに関して言えば、俺の周りには種々雑多な人間がいて、こういうやつもいるよなぁっていう程度。たぶん、自分の周囲もまともな人間っていう環境の人が読むと、我慢がならないかもしれない。
現役の弁護士が書いた弁護士が主人公の小説だ。生きるか死ぬかっていう場面とかもあったりするんだけど、これだけ無駄口叩いて良く死なないよなぁと思う。あっぱれだ。
ストーリーは悪くないと思うから、読んでみても良いんじゃないかと思う。
『完盗オンサイト』 玖村まゆみ
2011年度江戸川乱歩賞受賞作、『完盗オンサイト』。
この年は『よろずのことに気をつけよ』との同時受賞だった。
軽くて読みやすい。軽さに関しては、東野圭吾と同等くらいだろうか。
発想は面白いとおもう。皇居に侵入して盆栽を盗み出すというクライムノベル。乱歩賞作品にしては異質だなぁと感じた。乱歩賞は、過去の作品は、殺人犯人を解き明かすっていう推理物だったから、そういう意味では真新しい小説ではあった。
ただ、なんだかなぁ・・・
文章も読みにくくはなかったんだけど、物語全体にある種の適当さみたいなものを感じて嫌だった。ご都合主義ではないんだけど、絵空事が並び過ぎてる。内田康夫は選評に「マンガの原作程度にしか評価できない」って書いていた。まぁ、そうなのかもしれないなぁ。だったら、ぜひとも漫画にしてほしいものだ。
それはそうと、内田康夫は、漫画と小説に順序関係を入れてるのだろうか。「マンガの原作としてしか評価できない」ならまだ良かったんだけどなぁ。
この年は『よろずのことに気をつけよ』との同時受賞だった。
軽くて読みやすい。軽さに関しては、東野圭吾と同等くらいだろうか。
発想は面白いとおもう。皇居に侵入して盆栽を盗み出すというクライムノベル。乱歩賞作品にしては異質だなぁと感じた。乱歩賞は、過去の作品は、殺人犯人を解き明かすっていう推理物だったから、そういう意味では真新しい小説ではあった。
ただ、なんだかなぁ・・・
文章も読みにくくはなかったんだけど、物語全体にある種の適当さみたいなものを感じて嫌だった。ご都合主義ではないんだけど、絵空事が並び過ぎてる。内田康夫は選評に「マンガの原作程度にしか評価できない」って書いていた。まぁ、そうなのかもしれないなぁ。だったら、ぜひとも漫画にしてほしいものだ。
それはそうと、内田康夫は、漫画と小説に順序関係を入れてるのだろうか。「マンガの原作としてしか評価できない」ならまだ良かったんだけどなぁ。
『よろずのことに気をつけよ』 川瀬七緒
2011年度の江戸川乱歩賞受賞作品、『よろずのことに気をつけよ』(クリック)。
アマゾンのレビューを読んでみると評価が低めなんだけど、俺は面白いと思う。
真由の祖父が死に、床下からはお札が見つかる。そのお札の謎を突き止めてもらおうと、その方面の専門家である大学の研究者を訪れ、一緒に事件解明に乗り出すというお話。
ある程度詳しい人間から見れば、おかしなところもあるのかもしれないけど、そういう部分には目をつむるべきだと思う。そういう部分で評価をしてしまうと、『容疑者Xの献身』や『サマーウォーズ』なんかは、数学やってる人間からすれば、こういうものじゃないっていうツッコミが大量に出てくると思うんだ。
知識の押しつけみたいなものが感じられず、それでも時々へぇって思う話が出てくる。魑魅は山の化け物、魍魎は川の化け物だっていうこともその1つ。だからどうしたっていう話だけど、勉強になった。
後半、少し間延びしたかなっていう印象はあるものの、テンポよく読めて良かった。
読んだのは1年以上前だから、結構忘れてる部分がある。文庫本が出版されたら、それを買ってまた読み直してみようと思う。
アマゾンのレビューを読んでみると評価が低めなんだけど、俺は面白いと思う。
真由の祖父が死に、床下からはお札が見つかる。そのお札の謎を突き止めてもらおうと、その方面の専門家である大学の研究者を訪れ、一緒に事件解明に乗り出すというお話。
ある程度詳しい人間から見れば、おかしなところもあるのかもしれないけど、そういう部分には目をつむるべきだと思う。そういう部分で評価をしてしまうと、『容疑者Xの献身』や『サマーウォーズ』なんかは、数学やってる人間からすれば、こういうものじゃないっていうツッコミが大量に出てくると思うんだ。
知識の押しつけみたいなものが感じられず、それでも時々へぇって思う話が出てくる。魑魅は山の化け物、魍魎は川の化け物だっていうこともその1つ。だからどうしたっていう話だけど、勉強になった。
後半、少し間延びしたかなっていう印象はあるものの、テンポよく読めて良かった。
読んだのは1年以上前だから、結構忘れてる部分がある。文庫本が出版されたら、それを買ってまた読み直してみようと思う。
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