2014年7月7日月曜日

『暗殺教室 1 - 10』松井優征

『暗殺教室』の1巻から10巻をまとめて。

月を破壊して、来年の3月には地球も破壊すると宣言する怪物が教師としてやってきた。
生徒は、卒業までに担任を殺すことを目標に掲げている。

この作品、大好きだ。
著者はどうして、こんな風に、胸に刺さる言葉を沢山用意できるんだろうと感心する。

例えば、

「第二の刃を持たざるものは・・・
暗殺者を名乗る資格なし」

「女子の方があっさりカッコイイ事しちゃっても それでもメゲずにカッコつけなきゃいけないから つらいよね男子は」

最初のフレーズは、最近尊敬する知り合いからも似たような話を聞いた。今を一生懸命生きるのは大切だけど、それだけじゃダメだと。もし、目の前のものが突然なくなったら、どうなるんだろうって。
だとすれば、やっぱり、第二、第三の選択肢は持っておく必要があるんだと思う。
それは決して逃げではなく、保険。積極的に攻めるための、後ろ盾なんだと思う。

最近グッと来たフレーズは、単行本にはなってなくて、2014年31号のジャンプ、暗殺教室第97話に出てくるフレーズ。

「自分の一番得意な一撃を相手の体制が整う前に叩きこむ」

なるほどなって思った。
別に、暗殺じゃなくても話は同じで、だから、どこで、どんな風に勝負をするか、ひいては、仕事をするか、どんなふうに生きるか、真剣に考えなきゃ行けないんだと思う。

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