2014年12月29日月曜日

『レ・ミゼラブル』ヴィクトル・ユゴー

今年の1月から読み始めた。

外出しているときは、Kindleやスマホで読んで、家では紙の本を開いて。

9月くらいに、年内に読み終わらない感じがしたからペースアップして、昨日、ようやく読み終わった。

岩波の全4冊セット、箱入りで、保管に便利だ。ちょっとだけ格好良い。
Kindle版と比べると、だいぶ高いけど、こっちも買って良かったって思う。

物語として見ると、価値があると思えたのは最後の3編くらいだけだ。そこに至るまでの描写は、確かに必要ではあるんだろうけど、冗長すぎてイライラした。
ただ、歴史的な描写がたくさん入ってるから、そういう部分のおかげで本全体の評価が高くなってるのかなぁと感じる。あとは、宗教的観点からの評価が高いんだと思う。

この本に描かれてるすべてを理解できたとは到底思えないけれど、一度読んでおいたことは意味があることだと思う。

またいつか、読み返してみたい。

2014年12月21日日曜日

『名探偵コナン 85』青山剛昌

緋色シリーズが収録されている今巻。
57, 58巻に収録されている話を伏線とした作品になってるんだけど、そんな過去の話を持ち出してくるとは思わなかった。

もともと、これだけの期間を空けようと思ってたのか、それとも、ネタ切れだからそろそろ描こうと思ったのか、そのあたりは良く分からないけど、少なくとも、当時からきちんとこういういう話を描こうと考えていたっていうあたりが、さすがプロだなぁと思った。

工藤優作と赤井秀一、個人的に好きな2人の共演っていうことで、結構面白く読めた。

そして、今巻にも出てくる太閤名人。
棋士としてのスマートさと、普段のキャラクターとのギャップが面白くて良いなぁと思う。

『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』和月伸宏

初めて『るろうに剣心』を読んだのはいつだっただろう・・・
最終巻が出たのは1999年らしいけれど、たぶん、きちんと読んだのは中学生の頃なんじゃないかと思う。つまり2001年から2004年の間。
今回、かれこれ10年以上ぶりに全巻通してKindleで読んでみた。

1巻と、最終28巻だと絵が結構違うなぁ、という話は置いておいて、久しぶりに読んでも面白かった。

剣心の決意というか信念というか、今の自分とほとんど年齢が違わないのに、その生き様、凄いなぁと思った。
たぶん、幕末から明治維新という、歴史的に見ても大きな変化があった時代を生き抜いた人たちだからこそ、きちんとした決意を持って生きていくことが出来たんだろうなぁと思う。

小さな頃に触れたものって、大人になって忘れていくものもあれば、経験が少ない、積み重ねてきたものが少ない時に触れたからこそ印象に残っているものもある。
この作品は、どちらかっていうと後者の方だ。
また、いつか読みたいなぁと思う。

2014年12月18日木曜日

『明智警部の事件簿 1』天樹征丸,さとうふみや,佐藤友生

『金田一少年の事件簿』の公式スピンオフ作品、『明智警部の事件簿』。

どこまで関与してるのかは分からないけど、原作として天樹征丸とさとうふみやが名を連ねてる。つまり公認っていうことだ。

『金田一少年の事件簿』シリーズでは、警視としての明智さん、ロス市警時代の明智さん、少年時代の明智さんは描かれているけれど、警部時代は描かれていない。
ということで、まだ見ぬ過去が明かされるのではないかと、そんな感じの作品。

パッと見、(絵的な意味で)どうなんだろうなぁという疑念が強かったんだけど、読んでみて、いやはや、なかなかどうして面白い。多少少女漫画タッチな感じはするけれど(偏見)、読みやすいし、作品として面白い。
明智さんが怒る場面、初めて見た。全然表情を歪めずに、でも眉間にしわを寄せて怒るその感じ、嫌いじゃない。

今後が楽しみな作品だ。

『金田一少年の事件簿R 4』天樹征丸,さとうふみや

『金田一少年の事件簿R』の4巻。
今巻は、全巻から続く『狐火流し殺人事件』の解決編までが収録されている。

昔から、金田一少年の良いところは、トリックを見抜くための材料がすべて描かれてるところだと思う。コナンとかだと、この辺がきちんとされてなかったりする。
まぁ、同じ推理漫画とはいえ、ジャンルが違う感じだから一概に比較は出来ないけれど。

『狐火流し殺人事件』の犯人が殺人を実行する動機となる出来事が、非常に悲しいストーリーで印象に残った。

2014年12月15日月曜日

『SHORT GAME』あだち充

あだち充の短篇集、『SHORT GAME』。

割とラブストーリー色が強いけど、あだち充の作品がどれもこれも恋愛を絡めたものであることを考えれば、まぁ、短編になって、その要素が際立っただけなのかなぁと。

一応作品が掲載されてた雑誌名とかは出てるけど、それぞれの作品がどの雑誌にいつ載ってたのか、みたいなことは全然書かれてないから、厳密にはいつ描かれたものなのかは良く分からないけど、ほとんどの作品は、ここ数年内に描かれたものらしい。

こういう短編、私は好きだ。

『MIX 6』あだち充

あだち充の漫画は、さりげない描写が多くて好きだ。
単純な絵なのに、あれだけ機微を描けるのはすごいと常々思ってる。

この『MIX』、『タッチ』の舞台だった明晴学園が舞台で、『タッチ』と同じく双子が主人公。一卵性じゃなくて二卵性みたいだけど。

まだまだ何かをコメント出来るような感じじゃないけど、とりあえず今後の展開に注目、という感じだ。