森博嗣のVシリーズ7作目。
変わった、凝った作りの建物が舞台だ。
陸の孤島・・・に近いくらいアクセス困難な舞台で、殺人事件が発生。
瀬在丸紅子が解き明かす謎が衝撃的だった。
そして、その動機も。
正当な殺人は許せても、不本意な行為については、たとえ結果として死に至ることがなかったとしても、許されて良いことではない、という紅子の理屈。なんとなくだけど、納得できた。
保呂草が、七夏の前で鍵開けのスキルを披露したのが面白かった。自分の身を守るよりも人助けを優先したっていうことなんだろうなぁ。
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