2015年6月30日火曜日

(再読)『朽ちる散る落ちる』森博嗣

Vシリーズ9作目。

『六人の超音波科学者』の舞台になった円形の建物。あの建物の秘密が暴かれる。
そして、練無が女装をするきっかけになった纐纈さんが絡んでくる。

地下に、高エネルギー加速器のように、建物の中心を軸として回転する空間がある。
建物そのものが円形だっていうのがポイントだったらしい。

遠心力で飛ばされることを、落下する、という風に表現してたのが言い得て妙だった。確かに、遠心力掛かってたら、その力による変化は、中にいる人によっては落下と同じだろうなぁ。

最後のオチが良かった。

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