
学部4年生くらいの頃からゲーム理論には興味持ってて,しっかりと数学的に厳密に書かれた本や,初心者向けのくどいくらい分かりやすい本,いろんな本を手に取ってきた.
その中でこの本は,非常にためになった.
数学的に厳密な議論はそこまで多くないけど,ゲーム理論全体に通じる考え方について知ることが出来たように思う.
協力ゲーム
非協力ゲーム
ゼロサムゲーム
非ゼロサムゲーム
交互手番ゲーム
同時進行ゲーム
話題は豊富だ.
ゲーム理論で考えるモデルは合理的な人間だから,初めから厳密な議論に突入してしまうと,どういう風に応用すればいいんだろうと戸惑いがち.
それが,この本だと現代社会への応用がメインだから,ゲーム理論を役立てたいと思ってる人にとっては,格好の入門書になると思う.
何度も読み返して,しっかりと考え方を身に付けよう.
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