なんというか,一番気になったのは誤字脱字が多いこと.
まぁ,専門書じゃないから別に良いんだけど,若干読みにくかった.
海堂尊の作品は基本的に外れがない.
すべてがリンクしてて,でも,それぞれが独立した作品として楽しめる.
こういう作品は楽しい.
今回の作品は,田口と白鳥のコンピが病理検査室に絡んだ告発文の謎に迫る.
同時に,Ai標準化国際会議なるものを開催せよと高階病院長に指示されて東奔西走する.
思えば,海堂作品に出会うまで,医学部とか病院とかいう組織について,ほとんどと言っていいほど何も知らなかった.
どういう組織なのか,どういう問題を抱えているのか.
もちろん,作品としてデフォルメされてる部分はあるんだろうけど,色々なことを知れたことは非常に価値あることだったなぁと思う.
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