『終物語』まで5月中に読破すべく最近頑張って読んでいる物語シリーズ.
『鬼物語』をさっき読み終わった.
忍野忍の独白が多くて,その過去は壮絶なものだったけれど,最終的には八九寺真宵にスポットが当たり,なんだか八九寺の物語のような気がしないでもない.
「誤解を解く努力をしないというのは、嘘をついているのと同じなんだよ」
「世の中にはいい嘘と悪い嘘がある、それは認める、私はよく知っている。だけどね、こよみん――許される嘘なんてものはないんだよ」
骨身に染みたフレーズだ.
誤解は勝手にさせておけ,というのが個人的な信条なんだけど,誤解されていることを知った上で,その誤解を解こうとしないのは,確かに嘘と同等なのかも知れない・・・
土曜日中に『恋物語』を.そして日曜日に『憑物語』を読もう.
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