ここのところ西尾維新の小説,特に物語シリーズについてしか書いてない気がするけど,実際は色々な本を平行して読む中で,特に物語シリーズをメインに読んでるだけだというのは理解しておいてもらいたいところ.
なぜかっていうと,基本的に濫読を自称してるからだ.
さてさて,『終物語 上』.
老倉育という人物が新しく登場した.最後には転校していくから,おそらく今巻にしか出てこない人物ではあるんだろうけど,阿良々木暦が,なぜ阿良々木暦であるのか,そのルーツを語る上で欠かせない人物だ.
老倉育がキーワードになる阿良々木暦のルーツを解き明かす上で,まるでピエロのような役割を果たすのが,忍野扇.忍野メメの姪を自称する転校生だ.
全体を通してミステリー色が強くて,個人的には楽しく読めた1冊だった.
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