2014年11月3日月曜日

『暗殺教室 11』松井優征

『暗殺教室』の11巻。
小説、新書、漫画含めて、今一番はまってる作品と言ってもいいかもしれない。

非常に面白いと思う。

今巻には、「正義」と書いて「ジャスティス」と読ませるキラキラネームの話や、体育祭の話などが収録されてる。

でも、私が一番興味を引いたのは、生徒が間違いを犯したことから進展する一連のストーリー。
学童保育所を経営するおじいさんに怪我をさせてしまったことで、特別授業と称し、その慰謝料分を、自らの労働により支払おうとする生徒たち。
老朽化した建物を直したり、子どもたちに勉強を教えたり。
終わった後、E組の教室で、烏丸が生徒たちに尋ねた一言が印象的だった。

「今回の事は暗殺にも勉強にも大きなロスになったと思うが そこから何か学べたか?」

体験を通して、何を感じたか、何を考えたかを、しっかりと汲み取ることが出来る大人って良いなぁと思う。
会社に入ってから、やたらと聞かれるようになったけど、少なくとも自分がもっと幼かった頃、中学生や高校生の頃に、こういうことを聞いてくれる大人は、周りにいなかったかもしれない。


「自分の一番得意な一撃を 相手の体勢が整う前に叩きこむ」

こういう生き方をしたい。

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