S&Mシリーズの8作目。
内容を全然覚えていなくて、読み始めて、なんだこれは、という感じがした。
一人称で記述されてるんだけど、「私」は、笹木という男。
真相を理解したときに感じたのは、叙述トリックとしては微妙なのではないか、ということ。
ただ、作品を通して理解できたことがあるとすれば、西之園萌絵と佐々木睦子は良く似ている、という事実。
この2人が似通った人物だったからこそ、このトリック、もとい作品が出来上がったんだと思う。
あと、今まで全然話に出てこなかった佐々木知事がどのような人物なのかが分かって楽しかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿