2014年12月30日火曜日

『木嶋先生の静かな世界』森博嗣

森博嗣の、研究者としての理想像が描かれてるのかな、という感じがする。自伝的小説だと評価されてるけど、それよりは、自分がなりたかった存在を描いてるように思う。

いずれにせよ、こういう作品を書いてくれる作家がいることが嬉しい。

橋場君が感じていること、木嶋先生が発言したこと、色々なことが、今の自分にはストンと落ちる言葉ばかりで、中には、こういうタイプの先生いたなぁと思うような描写があったりして、読んでて楽しかった。

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